
Lesson5では、SEO対策の基本について学習をしていきます。
SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取ったものですが、
「Optimization」は「最適化」「適正化」という意味です。
SEO=「検索エンジン最適化」と訳されます。
つまり、Googleなどの検索エンジンで検索した時に、
検索結果の上位に表示されるようにするために行われる施策のことを言います。
SEOの重要性は、あなたも日常生活の中で実感しているはずです。
何かを検索した時に、
検索結果の上位をよくクリックするのではないでしょうか。
大抵の人は1ページ目だけ見ることが多く、
2ページ目まで進む人はとても少数です。
上から順番に見ていくので、上位であればあるほど、
Webサイトを訪問してもらえる可能性が高くなります。
つまり、上位でなければほとんど意味がないのです。
SEOは必要?
ユーザーの多くは、InstagramやFacebookなどのソーシャルメディアで、
情報を収集することができます。
つながっている友人や、有名人がアップしている情報を見て、
サービスを利用したり商品を買ったりすることが多いです。
ソーシャルメディアに情報をアップして
たくさんの人に見てもらえるのに、SEOは必要だろうか?
と疑問に思う人も多いでしょう。
しかし、多くの人の場合、
ソーシャルメディアは何かを調べようと思って見ているわけではなく、
見ていたらたまたまその情報が入ってきたという、
受動的なきっかけで見ることが多いのです。

つまり、その中には見込み客でない人も含まれています。
一方で、何かを探している時、
インターネットを利用しているほとんどの人は、
Googleなどの検索エンジンで情報を探します。
つまりこちらの場合は、自ら能動的にアクセスしてきた
「見込み客」となります。
結論として、SEOは必要であり、
Webマーケティングにおいては最も重要な施策の一つであると言えます。
Googleの評価基準
2022年現在、国内の検索エンジンのシェア率はGoogleが75%以上で
トップになります。
つまり、SEOはGoogleを対象に行うことになります。
これまで、ユーザーにとって価値の低いWebサイトでも、
Googleの裏をかいて上位表示されるための施策を、
多くの業者がおこなってきました。
このようなことが行われると、ユーザーが調べ物をしている時に、
関係のない営業的なコンテンツばかりが上位に上がってしまうため、
ユーザーの「知りたい」という欲求を満たせなくなります。
そのため、Googleはこれまで度々、評価基準を変更してきました。
裏をかくような施策をおこなっていると、
Googleが変更するたびに施策を変えなければなりません。
そうならないためには、
常日頃から、ユーザーに取って有益なコンテンツを提供し、
ユーザーにもGoogleにも親切なWebサイトづくりを心がければ
良いのです。
検索結果の上位に表示されるための、
ユーザーにもGoogleにも親切で効果的なSEO対策については、
次のページから詳しく学習をしていきましょう。