
Lesson4では、効果的なWebサイトを作るための学習をします。
最近ではWebサイトを持たない会社もありますが、
持つ会社にとって、WebサイトはWebマーケティングの中心的な存在になります。
そのため、Webサイトのマーケティングは、
最も重要な項目であり、中核であるとも言えます。
Webマーケティングでは、SNSの活用などもありますが、
それはあくまでWebサイトを強化するものであると考えましょう。
Lesson4-1と4-2では、
成功するWebサイト作成のポイントについて解説します。
Webサイトの目的を明確に
Webサイトを作る時、Webサイトの目的を明確にすることが
もっとも大切なポイントとなります。
例えばヨガスタジオを経営している会社でしたら、
Webサイトの目的は「体験の申し込み」がその一つになるでしょう。
目的さえ明確にすれば、
どのようなコンテンツをWebサイトに盛り込めば良いか、
はっきりしてきます。
そして、この後に解説する「ユーザーの動線」も設計しやすくなります。
逆に目的を絞らなければ、
何がしたいWebサイトなのかわからなくなってしまいます。
ヨガスタジオのWebサイトで
- 体験の申し込みをしてもらいたい
- ヨガウエアなどのグッズも販売したい
- ヨガ講師を募集したい
など、一つのWebサイトに目的が複数あると、
ユーザーの動線もイメージができなくなってしまいます。
「Webサイトの目的を絞って明確にする」
ということを覚えておきましょう。
もしも目的が複数ある場合は、
目的ごとにWebサイトを作る必要があります。
ターゲットの動線をイメージする
Webサイトの訪問者には、さまざまな人がいます。
あなたのターゲットとなる人がWebサイトを訪問してくれたとしても、
すぐに「問い合わせ」「商品の購入」「体験の申し込み」
といった行動を起こしてくれるかというと、
それはほとんどありません。
自分の行動を振り返ってみましょう。
Web上で何かを探している時、
色々なサイトを訪問して、とことん比較してから決めませんか?
しかし、そのようなユーザーがほとんどであったとしても、
あなたがWebサイトを作る際には、
ターゲットがどのように動くか(動線)をイメージし、
その経路を作って誘導してあげる(導線)ことが大切です。
コンテンツを充実させる

ここで知っておきたいことがあります。
Webサイトの構成やデザインは、
他では見られないような変わったものが良いとは
限らないことです。
Webサイトが個性的であることは大切ですが、
その個性を「どこで」出すかということが重要です。
Webサイトの個性は、「デザイン」よりも「内容」で出すべきです。
もちろん、ユーザーはWebサイトのデザインも見ていますから、
「古くさい」または「洗練されていない」デザインは論外ですが、
一定以上のレベルのものであればさほど問題にはなりません。
すごくすてきなデザインだけど、
「知りたいことにたどりつけない」Webサイトを訪問したことがある経験は、
誰にとっても少なくないでしょう。
すてきなデザインはその分高くつきますし、
必ずしも良いわけではないのです。
大企業のWebサイトならともかく、
中小企業や個人経営のWebサイトでしたら、
デザインよりも、コンテンツで勝負しましょう。
実は、Webサイトには成功パターンがあります。
このパターンを頭に入れて設計すると、
顧客にとってわかりやすいWebサイトになります。
成功パターンについては、次のページで学んでいきましょう。