
新型コロナウイルスの流行後、
注目を浴びているWebマーケティングがあります。
それが、ウェビナー。
ウェビナーとはWebセミナーのことで、
つまりオンライン上でセミナーを開催することです。
Lesson10では、ウェビナー開催の基本とノウハウについて
解説をしていきます。
ウェビナーの特徴
集客がしやすい
ウェビナーの最大の特徴は、
集客のしやすさにあります。
それは、参加者にとってはリアルのセミナーよりも、
ウェビナーが圧倒的に気軽に参加できるからでしょう。
リアルのセミナーに参加するぐらいの顧客は、
すでに商品やサービスの購入をほぼ決めている人たちが多いです。
しかし、ウェビナーでは、
リアルのセミナーに参加するのはためらってしまうような、
まだ情報を収集している段階の顧客層にも、
リーチすることができます。
また参加者は仕事の休憩中など、
ちょっとしたスキマ時間に参加することができ、
しかも移動時間も不要なので、
参加に対するハードルが低いのです。
コストが安い
ウェブセミナーのメリットは、
低コストで始められるということです。
マイクやライトなど、初期投資としては数万あれば足りるでしょう。
その他、後のページで解説するツールの利用費がかかりますが、
それぐらいです。
道具に関しては最初に揃えてしまえば、
2回目からはコストなしで開催ができてしまいます。
しかし、ウェビナーを実施する企業も増えていますので、
プロカメラマンや編集費用など、
今後はクオリティが高まっていくことも考えられます。
クオリティの高い配信をしようと思えば、
もちろんコストはかかりますが、
気軽に始めたい、低予算でマーケティングしたい場合にも、
可能なのがウェビナーです。

場所・人数を問わない
ウェビナーの場合、会場の場所や人数を問わずに集客することができます。
リアルの場合は、人数に合わせて会場を、
逆に会場に合わせて人数を決めなければなりませんでした。
コストを考えると、
少人数の開催もしづらいという欠点があります。
しかし、ウェビナーの場合は、
配信する方も、参加する方もどこからでも参加が可能。
ごく少人数向けに深い話をするウェビナースタイルもあり、
汎用性が高いといえます。
成約はしづらい
ウェビナーはリアルのセミナーに比べて、
成約・案件化はしずらいと思っておきましょう。
そのためウェビナーだけではマーケティング効果は低いです。
ウェビナー実施後に、どのように参加者にアプローチしていくか、
営業的な計画が必須となります。
これまで学んだ、
ランディングページの最適化や、Web広告なども合わせて、
マーケティングを実施していくと効果的です。
次のページでは、ウェビナー実践のノウハウについて学習します。