Lesson7-5 X(旧Twitter)

Facebook、Instagramに続き、
国内の主要SNSであるX。

利用者数は4500万人です。

2023年7月にTwitterからその名称がXとなり、
機能や方向性にも大きな変化がありました。

Xの利用は10代〜20代の若い世代が特に多く、
その点でもすでに学習したFacebookやInstagramとは異色となります。

このレッスンでは、Xの特徴やコンテンツ作りのコツなどを中心に
学習を進めましょう。

コンテンツの種類と特徴

Xのコンテンツ種類は以下の通りです。

  • テキスト(140文字以内)
  • 画像
  • リンク
  • 動画
  • ライブ配信
  • 音声

テキストが140文字以内なので、
短文の中に伝えたいことを入れることが大切です。

有料版のX Premium(Twitter Blue)では、文字数の制限が12500文字まで拡張されています。

Xのユーザーには、
情報収集をしたい人や、近況報告を確認したい人が多いです。

そのため、話題性のある情報や、ニュースなど、
現在進行形で最新の情報が共有されやすくなります。

また、以前にも解説しましたが、最大の特徴はその拡散力にあります。

Xのリツイート機能は非常に活発です。

例えば、ほとんどフォロワーのいないアカウントでツイートするとします。

その時点で拡散はしませんが、
その投稿をフォロワー数が多い人がリツイートしてくれたらどうでしょう。

その人のフォロワー全員に拡散されることになります。

また別の人にリツイートされれば、
さらに多くの人に拡散することになります。

ここまで拡散性のあるSNSは、Xが随一と言っていいでしょう。

それでは、拡散するには
どのような投稿をしていけば良いでしょうか。

拡散するコンテンツ作り

トレンドを把握する

X利用者は、トレンドのネタを好みます。

そのため、時事ネタを盛り込んだ投稿内容は、
拡散されやすい傾向があります。

トレンドのネタで多いのは、例えば、

  • 記念日(〇〇の日など)
  • 話題になっているニュース
  • キャンペーン
  • 芸能ネタ

などがあります。

今何が話題になっているかを調べられる便利なサイトがあるので、
ネタ探しに使ってみましょう。

twittrend

このサイトでは、現在のトレンド、1〜3時間前のトレンド、
さらに地域で比較したり、
過去のトレンドをチェックすることもできます。

また、事前に話題やイベントを知りたいなら、
Xが提供しているXモーメントカレンダーをダウンロードして
活用してください。

特定の時期に盛り上がりやすい話題やイベントなどがまとめられています。

多くの企業がこのカレンダーを参考にして投稿しているので、
ぜひチェックしてみましょう。

Xモーメントカレンダー

アンケート機能を利用する

Twitterにはアンケート機能がありますので、
ぜひ活用しましょう。

アンケートを取ると、マーケットリサーチが手軽におこなえますし、
ユーザーと双方向のコミュニケーションが可能となります。

アンケート機能を使うときにも、
できれば時事ネタや季節性のあるネタを利用するのが
効果的
です。

例えば、スキンケア商品や化粧品を展開するクリニークは、
クリスマスシーズンに、
アンケート結果でストーリーを作っていく投稿をしました。

投票数は第1話で1156票、第9話で756票で、
ユーザーを上手に繋ぎとめています。

ユーザー参加型アンケートの良い例ですので、
参考にしてみましょう。

クリニーク #ドキドキ140字ストーリー

他にも、話題になっている投稿をチェックして、
あなたの会社でできそうなことを挑戦してみてください。

Xアナリティクス

Xアナリティクスは、
アカウントを持っていれば企業・個人を問わず、
誰でも利用可能なサービスです。

Twitterアナリティクスへは、
Twitter画面左側の「アナリティクス」をクリックしてください。

分析画面では、主に以下のことを確認できます。

  • ツイート数
  • ツイートごとのインプレッション数・
    エンゲージメント数・エンゲージメント率
  • 「いいね」やリンクのクリック数
  • フォロワーの属性(職業・興味・関心など)

定期的にチェックして、
今後の投稿の対策を取りましょう。

※2023年現在、Xアナリティクスは、
PCとスマホで閲覧できる範囲が異なるため、
詳細を確認したい場合はPCから見てください。

また、Xアナリティクスで確認できるのは自分のアカウント分だけであり、
競合などのアカウントの分析結果を見ることはできません。

Media Studio

Xで複数のアカウントを持つ場合、
Media Studioを利用すると便利です。

Media Studioで、コンテンツを一括管理したり、
共有したりすることができます。

予約投稿や動画の編集などもできますので
利用してください。

Media Studioは少しわかりにくところにありますので、
下記方法で使用開始をしてください。

Media Studioを使用する方法

PCのアナリティクス画面の上部の詳細から「動画」を表示。

Xホーム画面に戻り、
サイドバーのMedia Studioをクリックします。


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