動画配信がメインのSNSは、
人気が年々上昇しています。
受講者の皆さんの中でも、
プライベートで動画を見たりアップしたりする人が
多いのではないでしょうか。
このページでは、YouTubeとTikTokについて解説をします。
YouTube

YouTubeの国内ユーザーは、6200万人。
幅広い年代で利用されていますが、
特に10代〜30代の利用者が多いです。
YouTubeの活用法
企業がマーケテイングでYouTubeを活用するなら、
動画を好むユーザーにリーチすることができます。
人気YouTuberとコラボレーションやタイアップすれば、
視聴者が増えるでしょう。
また商品の使い方を動画で説明するといった使い方もできます。
この場合、商品名で検索したユーザーにも、
情報を届けることができます。
動画にはコメント欄があり、
視聴者がコメントをくれたら返信することもでき、
ユーザーとコミュニケーションをとるのに便利です。
コメント欄を確認することで、
ユーザーが求めていることを知ることもできますので、
ぜひ活用してください。
サムネイル、タイトル
動画をたくさんの人に視聴してもらうには、
サムネイルとタイトルが重要になってきます。
サムネイルとは、YouTubeの画面に表示される、
小さいサイズの画像のことです。
サムネイルの中にもコピーを入れられます。
特にサムネイルは目立つので、
ユーザーがクリックするかどうかを左右する重要な要素です。
サムネイルは思わずクリックしたくなるような内容を、
タイトルは動画の内容を的確に表して作成してください。
サムネイルとタイトルは、同じ内容にしないようにしましょう。

コミュニティ機能
チャンネル登録者数が1000人を超えると、
動画の配信だけでなく、
コミュニティ機能も使えるようになります。
コミュニティ機能では、動画やキャンペーンの告知、
新製品の情報などを、テキストや画像で投稿することができます。
他のSNSのアカウントがある場合、
動画のリンクを貼っておけばYouTubeに誘導もしやすくなります。
クオリティにもよりますが、
動画の制作には時間と労力がかかることを覚悟しておきましょう。
ユーザーが喜ぶような魅力的なコンテンツを制作できそうであれば、
マーケティングに活用してみると良いでしょう。
さまざまな業種の企業がYouTubeで公式アカウントを作って参加しているので、
まずは同業の動画も参照してみてください。
YouTubeの分析
YouTubeにも、分析機能があります。
動画を投稿するなら、投稿の内容を定期的に分析しましょう。
まず、YouTube Studioにログインしてください。
YouTube Studioはクリエイターのためのツールですが、
YouTubeのアカウントを持っていれば、
誰でも無料で利用することができます。
YouTube Studioのホームで、
「アナリティクス」をクリックします。
「概要」「リーチ」「エンゲージメント」「視聴者」の欄があるので、
それぞれ確認してください。
概要
総再生時間、視聴回数などが確認できます。
特に総再生時間は重要で、これによってランク付けがおこなわれるため、
総再生時間が長いほど上位表示がされやすくなります。
リーチ
- トラフィックソース(ユーザーが動画を見つけた場所)
- インプレッションと総再生時間の関係
(動画の表示回数と、それが試聴につながったかどうか)
などがわかります。
エンゲージメント
- 人気の動画(もっとも長く再生されている動画)
- 平均試聴時間(各動画をどれぐらい見ているか)
視聴者
- 視聴者1人あたりの平均視聴動画数
- チャンネル登録者数の推移
- 視聴者の性別・年齢分布
この中でも必ず確認したいのは総再生時間で、
これを伸ばすことを意識しながら動画を作成してください。
他の数字は目的に合わせて確認し、
YouTubeを効率的に活用していくようにしましょう。
TikTok

TikTokは国内に950万人のユーザーがいる、
比較的新しい動画サービスです。
若い世代、特に中高生の利用者に人気で、
ダンス動画など音楽に合わせた投稿が多いのが特徴です。
ですからあなたのターゲットが若い世代の場合に
有効的なSNSと言えます。
TikTokの活用で成功するには、
ただ単に動画を制作するのではなく、
若者世代のノリに合わせて制作してみましょう。
ノリが合わないと、若者にウケない可能性が高いです。
中には実際にTikTokで視聴率を上げ、
注目を浴びた企業もあります。
まずはTikTokを研究し、
どのような投稿をすれば10代の興味を引けるか、
考えてみてください。
ここまでで、主要なSNSについて一通り学習を終えました。
あなたの会社のサービスをうまくPRできそうなSNSはありましたか。
SNSマーケティングのコツは、
それぞれのSNSの特性を活かし、その上で投稿をすることです。
さらにターゲットの理解を深め、他社を研究し、
投稿したら分析をすることも忘れないでください。
次のページでは、「ファンとつながる施策」について解説します。